昨年、6月下旬から7月上旬にかけて、フランス旅行でツアーに参加しました。南フランスは、ニースから、プロバンス、マルセイユを回って最後にパリに3泊滞在するといったツアー内容でした。真夏のフランスは本当に暑くて、南フランスのアルルは日本と同じように蒸し暑かった覚えがあります。その暑かった南フランスからパリへTGVで移動し、パリのリヨン駅に到着して目を疑いました。リヨン駅が人で溢れかえっているんです。パ
日本からのツアーがない国... の続きを読む
最近は、一九八〇年代になって急成長するようになったオールスウィートホテル(All Suite Hotel、全室スウィートルームの郊外立地の中級ホテル)の分野でも、クオリティ・スウィート(Quality Suite)や、ジュニアスウィート(通常のスウィートは寝室と居間が壁で仕切られているのに対し、簡単な間仕切りによるもの)によるカンフォートスウィート(Comfort Suite)のチェーン化に乗り
欧米では異業態の宿泊施設のチェーン化が進む... の続きを読む
敗戦から5年経った1950年(昭25)秋のダイヤ大改正は、戦争で姿を消した急行列車が新しい時代の息吹の中に希望に満ちて再スタートを切った記念すべきエポックであった。ひとあし早く東海道本線に復活・誕生していたシンボル特急〈つばめ〉〈はと〉の脇を固める旗本のように、全国の主要幹線に28往復の急行が勢揃いし、颯爽と返り咲いた優等列車の雄姿は戦前の鉄道黄金期の再来を思わせた。―等寝台車・食堂車も復活、まだ
急行列車を友として... の続きを読む
剣山に源を発する吉野川支流の祖谷川が刻む、深い祖谷渓谷は屋島壇ノ浦の合戦で敗れた平家落人が隠れ住んだと伝えられる。平家落人の谷にはなぜか名湯が湧く。長野県秋山温泉郷然り、栃木県湯西川温泉然り。祖谷渓で最も古くから源泉が自然湧出していた祖谷温泉もまた然り!剣山国定公園内で、大歩危・小歩危やかずら橋の景勝地も近いことから、近年「大歩危祖谷温泉郷」と総称され、奥の西祖谷村などで温泉開発が進んだ。祖谷温泉
三九度の温かい源泉そのまままの渓谷露天風呂祖谷温泉... の続きを読む
小規模な宿屋が豊かなホスピタリティを持って限定されたゲストを迎え、滞在中に発生する様々なニーズに対して、最善のサービスを提供していく。これをどれだけ細やかに実現出来るかで、日本旅館の料金設定が決まっていく。日本旅館の多くはそれをいつしか「設備の投資競争」に変え、ひいては各旅館を金融機関からの「借金大合戦」に駆り立てていった。その一つの原因は、送り込むゲストの満足を理由に過大投資を宿側に求めた大手旅
大手旅行会社の罪... の続きを読む
温泉にはさまざまな成分があり、それが効能を与えてくれることは誰でも理解しているでしょう。例えば保温性に優れた食塩泉はリウマチに効くとか、女性の方なら重曹泉は美肌にいいといったことは、きっとご存知と思います。風呂の脱衣所などに掲示してある温泉分析書には、その源泉の成分(泉質)と適応症・禁忌症が記されています。日本では温泉が医療として認められているわけではないので、温泉によって疾病や症状が「治る」とは
湯治を重ね、自分に合った湯を探す... の続きを読む
温泉の話には、よく「温泉郷」という言葉が出てくる。箱根温泉郷、長野県の湯田中渋温泉郷、関東では塩原温泉郷、那須温泉郷、奥鬼怒温泉郷などが有名である。秋田県の乳頭温泉郷、日本一の露天風呂天国として知られる岐阜県の奥飛騨温泉郷も近年脚光を浴びている。一つの温泉郷に含まれる温泉地の数はさまざまだ。二、三だけの温泉郷もあれば、箱根温泉郷のように二一か所ともいわれるほど温泉地の数が多い所もある。奥飛騨温泉郷
「温泉郷」出現の都合... の続きを読む
ゴールドースタンダードで目を引くのは、クレドに書かれている言葉「リッツ・カールトンでお客様が経験されるもの、それは、感覚を満たすここちよさ、満ち足りた幸福感、そしてお客様が言葉にされない願望やニーズをも先読みしておこたえするサービスの心です」という一節である。また「モットー」にある「紳士淑女をおもてなしする私達も紳士淑女である」もサービス業界では既に有名である。すなわち「ホテル」を利用する顧客が何
顧客が何を希望しているのか... の続きを読む
「お座敷山梨ぶどう狩り号」は、千葉発甲府行きの列車だった。稲毛、津田沼、船橋とこまめに乗客を拾って山梨を目指す。私は錦糸町から乗ったのだが、最後尾の六号車には、誰も乗っていなかった。ちょっと期待はずれだった。一人でないのがせめてもの救い。貸切り状態で列車は隅田川を渡って都心を進む。新宿でようやく半分ほど席が埋まった。いずれもぶどう狩りに行くツアー客ばかりで、今回は鉄道ファンの姿はない。皆、二人以上
ぶどう狩りのツアー客がお座敷列車の雰囲気を盛り上げ... の続きを読む
旅は、飛行機が空港を離陸するときから始まるのではなくて、「さーて、どこかに行きたいな」という気分になったときから始まります。そして、実は一番楽しいのはプランづくりなのです。時間をかけて夢を広げていくのですから、これは楽しいに違いありません。今風に言うと、ヴァーチャル旅行を楽しんでいるのです。ヴァーチャル旅行なら飛行機は定刻に出発し、快適に飛んで定刻に到着します。エコノミークラス症候群にかかることは
夢から現実へ... の続きを読む
グランドホテルのジャンルに属するものとしては、昭和46年(1971年)に開業し35年目を迎えた西新宿の「京王プラザホテル」も、2003年度から約100億円をかけて、施設の一大リニューアルを行なっている。従来のイタリアンレストランとバーのスペースを合体させて「グラスコート」と名付けたスーパーブッフェを開業。単なるブッフェではなく、レストラン内にライブキッチンと呼ばれる、シェフが目の前で調理するコーナ
改装でヒットを飛ばす京王プラザホテル... の続きを読む
以前から定評のあったロイヤルホテルの味をテイクアウトして楽しめる、グルメブティック「メリッサ」を新設。これがヒットして、初年度売り上げが8億2000万円、2004年度には10億円近い売り上げとなり、梅田・阪急百貨店や大阪府堺市の「ダイヤモンドシティ」に同店舗を出店するなど、「老舗ホテルの味」を外部展開することに成功している。更に「ダイニング&カフェ、ナチュラルガーデン」「レストランシャンボール」「
グルメブティック「メリッサ」を新設... の続きを読む
旅行会社に航空券やホテル予約の手配を依頼すると、いずれその回答が返ってきます。すべてが希望どおり予約OKになれば簡単なことですが、必ずしもそうは問屋が卸さないこともしばしば発生します。こんなときにはトラブルが起きやすくなります。旅行会社A社とお客さんのB子さんの間に交わされるやり取りを例にとってみましょう。会計事務所に勤めるB子さんは、職場の友人と2人でお盆休みを利用して大好きなハワイへ行く計画を
「予約が取れる、取れない」のウラ事情... の続きを読む
会員制リゾートホテルの問題点としては、まず会員の立場からみた場合、(1)共同利用が前提となっているため、利用したい時に利用できないことがある。特に、預託金会員制の場合は会員数が多く、問題が多い。この業界では、ゴルフ場のように会員名簿を発行して会員数を自主規制するような措置がまだ講じられていない。(2)一般のホテル・旅館を利用するよりも安くつくかどうかも疑わしい。会員による年間の利用が数回、それぞれ
会員制リゾートホテルの問題点... の続きを読む
米国では国内航空の遅れが二〇〇〇年に四五万二八九件と前年を二割も上回って過去最高となった。原因のトップは悪天候(六九%)だが、二位の「空港の過密」が四二%も増えた(米連邦航空局公表)。欧州では、滑走路の混雑に加えて、国ごとに分かれた管制システムがネックとなって飛行機をさばき切れず、離陸許可が遅れる状態がますます増えている。米国輸送協会の調査によると、航空管制が原因の一五分以上の遅れは、九七年一四一
「出発準備完了」と離陸許可を求める... の続きを読む
皆さんは経験上、ホテルにおいて朝食が非常に大切な要素となっていることはすでにご承知のことだろう。私も、1日の幕開けを飾るにふさわしい明るい雰囲気と、そのホテルの個性が感じられるサービス法やメニューが1つでもあると、そのホテルの印象はぐっと良くなると考えている。15年ほど前に利用して、いまでも忘れられない朝食体験がある。米国のザ・リッツカールトン・ラグナニゲルに滞在したときのこと。客席に着くと、ウェ
世界一の朝食... の続きを読む
フォーシーズンズ椿山荘が開業した翌々年の九四年、パークハイアット東京とウェスティンホテル東京が開業した。世界で一〇番目のパークハイアットとして計画されたパークハイアット東京(一七八室)は、東京ガス社有地に建つ新宿パークタワーの三九階から最上階五二階を占める形で開業した。開発事業主体の東京ガス都市開発から、その子会社のパークタワーホテル株式会社が賃借経営、運営をハイアットに委託したものである。当初、
パークハイアット東京の衝撃... の続きを読む
最初は嫌々、長じて好んで、僕は何時も一緒に旅をした。上高地へは高山から入るルートもあるが、当時はかなり険しい峠道。信州松本が上高地への入口であった。その頃はまだ高速道も通じておらず、京都から松本までは相当な長距離ドライブ。もしくは、当時国鉄と呼んだJRでも半日仕事。必ず松本で休息を取り昼食を、時には一泊して上高地行きに備えた。駅前の「こくぶ」でフォルクスラーメンを、或いは「弁天」で信州蕎麦を食べ、
信州松本の味覚を覚え、第二の故郷になった... の続きを読む
車、鉄道、飛行機といった交通機関は、旅には欠かせません。自分の足で歩いて旅した時代から、あるいは交通機関といってもせいぜい馬車くらいのものだった時代から、私たちの旅の可能性は大きく広がったわけです。旅の時間のなかで、乗り物に乗っている時間の占める割合もずいぶん増えています。二泊三日の国内旅行でも、少し遠いところだと、五〜六時間から半日も列車に揺られます。海外旅行では少なくとも数時間、長いと一〇時間
移動が快適なら旅は快適... の続きを読む
鳥取市の東、兵庫との県境近くに湯煙を上げる岩井温泉は、平安時代初期の歴史書にも登場する山陰屈指の古湯である。扇ノ山を源とする蒲生川のほとり、旧山陰街道沿いに続く古い町並みの中に、江戸時代創業の老舗宿が数軒固まっている。京へ行き来する商人や湯治客で栄えたという岩井は、藩政時代には湯村と呼ばれ、宿場を取り締まる湯庄屋が置かれていた。岩井の閑静な温泉街の中央に、「ゆかむり温泉」の看板を掲げた共同浴場があ
旅人の疲れを癒してきた、街道沿いの古湯... の続きを読む
やはりブランドバッグが買える金額で一夜を過ごすとなれば、気が向いたときにいつでも、というわけにはいかないのが庶民。誕生日や結婚記念日などのアニバーサリーのプレゼント、あるいは地方から出てきた両親へのねぎらいのプレゼントとして、利用すればいいのだ。商品があふれ、喜ばれるプレゼントのセレクトも難しくなった今、ホテル宿泊など思い出に残る「時間」をプレゼントするのは気の利いたアイディアだ。そんなニーズを反
プレゼントにホテルというセレクト... の続きを読む
城崎から失われてしまった外湯を中心とした温泉は、現在長野県の野沢温泉にその姿を見ることができる。野沢には一三の外湯があり、地元住民はもちろん宿泊者も無料で入ることができる。掃除もしていない無人の外湯に湯銭箱を置いているようなところもあるのに、外湯無料とは驚きである。温泉街の中心にある「大湯」は風格のある建物で、野沢温泉のシンボルでもある。私が訪れた印象では、浴場の狭さがやや気になった。その点総檜造
温泉は誰のものか?... の続きを読む
「本物の温泉地、本物の宿」の基本原則とは何か。これについて少し考えてみたいと思います。東京の人たちは、どうも自分たちがふだん行っている周辺の温泉地は、しっくりこないと感じていたようです。いくつかの温泉地をまわるうちに、行き着いたのは、塩原の「不動の湯」や「岩の湯」でした。これらの露天風呂は、なんと無人です。行ってみるとそこには、1銭箱が置いてあるだけ。もちろん掃除はしていますが、常駐する職員は1人
「本物の温泉地、本物の宿」の基本原則とは... の続きを読む
熟年旅行者のうちの大多数が「海外旅行初心者」だというデータがあります。「初心者」とは、海外旅行が初めて、ないしは2、3回しか経験したことのない人をさしますが、回数のいかんにかかわらず、ツアー旅行などで、始めから終わりまですべてを「人任せ」にし、自分の意思では何も決めたことのない人も含まれます。その意味では、「初心者か否か」は年齢と無関係かもしれません。ただし、熟年の「初心者」は、トラブルに見舞われ
病気になる原因は「情報不足」... の続きを読む
なかなか歯止めがかからない円高傾向。為替介入も既に何度か試みてはいますが、ドルもユーロも下落の一途。安定している「円」を、投資家が求めるのも市場の原理なのではありますが・・・。経済にとっては、決して良い状況ではないですが、円高の恩恵を大きく受けているのは、やはり海外旅行でしょうね。特に韓国などは、依然人気が高い様です。この時とばかり、これまでは行きたくても行けなかったあの国へ・・・。そんな気持ちは
円高なので海外旅行がアツイらしい... の続きを読む
最近は食品においてもアレルギー表示がされるようになりました。また携帯サイトから商品に入っている成分などを検索することが可能です。ですから入っていては困るものが入っているものを購入するという事がないです。以前であれば食べさせてはいけないものもわからないまま食べさせることもあったようですが、今は非常に便利な時代になりました。自宅での料理ではある程度アレルギーの対応ができますが、外ではというとすべての料
アレルギー対応してくれる宿に家族旅行... の続きを読む